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戻る                スコープマウントの話 つづき
注意! 安易に書き込みを鵜呑みにしないで下さい・・・

先日偶然なのですが、ある書き込み欄に、イギリスの有名空気銃用マウントメーカーとBKLの解説がありました。
ご本人はそれほどの経験者でないことを正直に表現しながらも、BKLを選ばなかった理由を丁寧に説明しており、
個人がそのメーカーをご自分の考えに合致したから採用したとの主旨でした。
大変素直で素晴らしい掲載記事でした。

しかしながら、それは大いに普遍的で通用することではないことを知ることが大切でしょう。
つまり、これをご覧になった方が、この考え方で本当にご自身に合致しているのでしょうか?
ただ、高級だから良いのでは、何の技量もそこには存在しません!
これが、BKLという一体型と比べることがそもそも無理な事なのです。
悪までも品質や寸法的な適用範囲による合致です、この方の選択は正しいのですが、BKLを知らないで語ってしまった。
BKLは、この方の弁では一度も出てこなかった一体型であるメリットが重要な事実でありことを
皆様に知っておいて頂きたいと思います。
世界中で4種ほどこの一体型が存在しておりますが、空気銃用11mmダブテールでは三社が在ります。
ライフル用では、Warne社の縦割り一体型が有名で、当方のお薦め商品です。
昔、私にこのイギリスメーカーから取引依頼が来ましたが、丁寧にお断りした経緯があります。
その理由は、高価な割には、空気銃への造詣が薄い気がしました。

さて、この一体型はどの様なことがメリットなのでしょうか?
それは、0インした距離が30mとすると、手前と、その先の距離では、着弾が左右にふれる可能性が在るのが
片爪式の世界中の殆どのマウントなのです。
一体型は、銃自体のベースが間違い加工でない限りどんな距離でも着弾が左右に振れる事はありません。

下図は直上から観た図です。
そもそもこの様な現象は、昨今の技術革新により、スコープチューブ内にもう一つイレクターチューブが
内装されていることがその要因かも知れません。昔のシンプル設計では、無関係な出来事かも・・・・?
下図のイレクターチューブ視点に注目木下さい。ここを支点に動きますので、左右に調整出来る
リューポルド・スタンダードタイプのベースでは、この支点近くである手前ベース位置に左右調整は配置されます。
どうせ、正確を期するならば、前後共左右調整出来れば良いように感じますが、いざ調整するとなると
かなりの経験者でない限り困難を来します。


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要するに片爪は、片方が固定されているので、これがタッチする点は不動で、片爪は当然動きますので、
ベース幅がほんの少しの違いにより片側に優先的に押しつけられて偏ってしまうのです。
メーカーやロットによって、微妙にベース幅が違います。
この事態は、空気銃の有効射程や獲物急所サイズが極端に小さいことで深刻な問題になります。
ライフルでの大物猟では、多少の食い違いでもさほどの問題は起こりませんので、現在までそれほど考えられなかった
経緯があるのでしょうが、それでもさすがに300mを超える遠射ともなりますと、さすがに考慮せずには居られないでしょう。
空気銃の鳥猟では、獲物の大小に関わらず、3センチの範囲に着弾しない限り半矢となる可能性があります。
昔、25口径でキジバトを半矢にしました。回収してみますと急所から僅かにずれておりました。
狩猟鳥や狩猟草食獣にとっては、恐怖に値する敵ばかりですので、
とのかく逃げて生き延びる因子が組み込まれておりますので、
少々のダメージではその場で即倒せず数十数百m移動してしまうのです。
逆に、太郎さん(熊)などは、撃たれるとその場でキャーぎゃー騒ぎ立てるなんてことがあります。
自分は一番強いと豪語していて、撃たれるなんて信じられないって感じですね!
とにかく、飛ぶ鳥やよく走る鹿や^は、撃たれても急所でない限りその場には居ません!

色々僭越な、毒舌にも値する物言いですが、皆様がとのかく勘違いしないで欲しいと思う主旨です。

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